生存率とステージ
2016.01.21.09:54
先日、国立がんセンターにかんによる10年生存率が発表されました。
http://www.gunma-cc.jp/sarukihan/seizonritu/seizonritu2007.html
もちろん私の甲状腺だけでなく、肺がんや胃がんなどの生存率も発表されました。
あくまで限られた治療機関のデータでありますが、甲状腺がんの症例505件の統計が出ています。
よく10年生存率とか5年生存率とか聞きますが、何が違うの!?と思う方もいると思います。
5年生きれる可能性や10年生きれる可能性と勘違いしてしまいそうですが、そうではありません。
がんの細胞が進行しやすい肺などは5年くらいでほぼがんの細胞が出てきているという判断になります。
甲状腺がんなどの進行が遅いがんの場合は10年くらい観察が必要ということになります。
なので甲状腺がんは10年生存率を使いますし、現に再発するのに8年後などという話も耳にします。
もちろん進行が遅いので肺や胃に転移しても手術などにもなりにくく、観察が続くこともあります。
さらに、よく聞くがんのステージの話です。
がんのステージにはⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳと分かれていますが、その目安はどのくらいにがんが広がっているか、転移しているかということです。
もちろんステージⅠの方が生存率も高いですし、早期に発見できているわけです。
私の父の場合には入院して検査した段階ではすでにステージⅣでした。
肺がんで転移もかなりしていたのでデータなど関係なく生存率とかの問題ではありませんでしたが。
さて、私の場合と生存率です。
甲状腺がんの場合には45歳未満と45歳以上によってステージが異なります。
私の場合は45歳未満ですので以下のようになります。
45歳未満
I期
癌が甲状腺内に限局しているか、甲状腺に隣接する組織、リンパ節まで広がっている。他の部分までは転移は見られない。
II期
甲状腺から肺や骨、他の部分にまで転移が見られる。
私のがんは甲状腺からリンパ節まで広がっていますが、肺や胃に転移はありませんでした。
なのでおそらくステージⅠになるのでしょうか?
リンパの転移が取り辛いところにあったのですべて取れていないという可能性はありますが、そちらはこれから行うヨード治療に期待をするとして、悪かったと考えてもステージⅡ手前!?と考えています。
私の甲状腺がんを先ほどの国立がんセンターの10年生存率に当てはめてみると、
ステージⅠの事例が121件・ステージⅡの事例が128件あります。
その合わせて249件の10年生存率は100%の統計が出ていました。
かなりの安全材料です。
もちろん以前にもブログに書いたように甲状腺がんにも種類がありまし、すべての人が当てはまるデータとは限りませんが。
それにこの出た自体は少し前のデータですから現在はもっと医療が進歩してますし、甲状腺がんにもレンビマカプセルなどの新薬が出てきていますので。
父ががんになり、私ががんになるまでがんや保険など興味がなかったですが、このブログを見てる人の少しでもためになればと思います。
甲状腺がんは予後がよく、治療が少ないため、若干食べ歩きブログのようにもなりますが・・・(笑
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もちろん私の甲状腺だけでなく、肺がんや胃がんなどの生存率も発表されました。
あくまで限られた治療機関のデータでありますが、甲状腺がんの症例505件の統計が出ています。
よく10年生存率とか5年生存率とか聞きますが、何が違うの!?と思う方もいると思います。
5年生きれる可能性や10年生きれる可能性と勘違いしてしまいそうですが、そうではありません。
がんの細胞が進行しやすい肺などは5年くらいでほぼがんの細胞が出てきているという判断になります。
甲状腺がんなどの進行が遅いがんの場合は10年くらい観察が必要ということになります。
なので甲状腺がんは10年生存率を使いますし、現に再発するのに8年後などという話も耳にします。
もちろん進行が遅いので肺や胃に転移しても手術などにもなりにくく、観察が続くこともあります。
さらに、よく聞くがんのステージの話です。
がんのステージにはⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳと分かれていますが、その目安はどのくらいにがんが広がっているか、転移しているかということです。
もちろんステージⅠの方が生存率も高いですし、早期に発見できているわけです。
私の父の場合には入院して検査した段階ではすでにステージⅣでした。
肺がんで転移もかなりしていたのでデータなど関係なく生存率とかの問題ではありませんでしたが。
さて、私の場合と生存率です。
甲状腺がんの場合には45歳未満と45歳以上によってステージが異なります。
私の場合は45歳未満ですので以下のようになります。
45歳未満
I期
癌が甲状腺内に限局しているか、甲状腺に隣接する組織、リンパ節まで広がっている。他の部分までは転移は見られない。
II期
甲状腺から肺や骨、他の部分にまで転移が見られる。
私のがんは甲状腺からリンパ節まで広がっていますが、肺や胃に転移はありませんでした。
なのでおそらくステージⅠになるのでしょうか?
リンパの転移が取り辛いところにあったのですべて取れていないという可能性はありますが、そちらはこれから行うヨード治療に期待をするとして、悪かったと考えてもステージⅡ手前!?と考えています。
私の甲状腺がんを先ほどの国立がんセンターの10年生存率に当てはめてみると、
ステージⅠの事例が121件・ステージⅡの事例が128件あります。
その合わせて249件の10年生存率は100%の統計が出ていました。
かなりの安全材料です。
もちろん以前にもブログに書いたように甲状腺がんにも種類がありまし、すべての人が当てはまるデータとは限りませんが。
それにこの出た自体は少し前のデータですから現在はもっと医療が進歩してますし、甲状腺がんにもレンビマカプセルなどの新薬が出てきていますので。
父ががんになり、私ががんになるまでがんや保険など興味がなかったですが、このブログを見てる人の少しでもためになればと思います。
甲状腺がんは予後がよく、治療が少ないため、若干食べ歩きブログのようにもなりますが・・・(笑
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